桜色ダイアリー

朝のホームルームが終わると
風野くんの周りにはたくさんの人で集まっていた

いつもと変わらない笑顔ー……

私は次の授業の準備をしながら、風野くんがいる方へ目を向ける

女子も男子も、誰一人コンクールの話はしてない 

世間話のような会話

さっきの悲しい顔が目に焼き付き
風野くんの知らない顔を見たせいか、気になっていた

私は密かに机の中から日記帳を取り出し、パラパラと捲る

何も書かれていないページにそっと一言……

風野くんの力になりたいー……