小さいころからずっと好き

「何?デート?誰かと遊びにでも行くの?そういえば、新くんさっき出て行ったわね」



女の感というやつだろうか、怪しい表情をしながら私を見つめる。



「……デート」



ぽつりとつぶやく声をきき、ママの表情はみるみると変わってくる。



「未桜にも春が!!相手は、相手は誰なの!?知ってる子!?」



ママがよ~く知ってる子です。


私が名前を出す前に、女の感がまたもや働いたのか、ママは自問自答をしていた。



「新くん!?新くんなのね!?やっと…!!」



ママは急に倒れこみ、きゃぴきゃぴし、目が潤んでいた。


情緒大丈夫か……?


期待をした目でこちらを見ながら、ママは言った。



「で!?いつから付き合ってるの!?」


「付き合ってない!?」