心身ともに病んでいる時は、いろんなことを考えてしまう。そのほとんどが、ネガティブなことで、世界中で自分が一番不幸なんだと決めつけてしまう。世界には、こんな僕なんか比べ物にならないくらい不幸な人は大勢いて、そんなこと、普段であればわかっているのに、そこまでの余裕がない。よく、入院中の患者が、看護師さんに暴言を吐いたり、手を出したりするという話を聞くが、身体が病んでいると、心まで荒んでしまって、ああいう風に振る舞ってしまうのだろう。僕ももし、今近くに誰かがいたら、暴力こそはないと思うが、言わなくてもいい一言だったり、親切を無下にするような行動をしてしまったりするのだと思う。
外は雨が降っているようで、カーテンを閉めているとはいえ、部屋が暗い。電気をつけようにも、リモコンは遠いし、仮につけたとしても、明るさが目に入り、頭痛を増強させる。しかし暗いとそれはそれで、気分もどんよりとしてしまうし、体調にも影響される。結局、何もせず、真っ暗な部屋の中で過ごす。スマホを見ようにも、頭痛がひどく、車酔いのそれになってしまう。寝ようにも、頭痛が。とにかく頭痛をなんとかしたい。重い身体を起こして、薬箱を漁ると、解熱鎮痛薬があって、それを飲んで寝た。



