ホリー・ゴライトリーのような女





鹿波の部屋の天井は当たり前だけど、僕の部屋の天井とほとんど同じだった。


「そういえば、鹿波は彼氏とかいるのか?」


「とか、って何?」


「そういう友達でもいいけど」


「人並みよ」


「人並み?」


「そう、人並み。あーあ、そんなことよりお腹空いちゃった。ねえ、ピザでもとらない?」


「そうだな。固形のトマトが乗ってないやつがいい」


「あなた、トマト苦手なの?」


「ああ」


「私もなの。じゃあ、私セレクションでいい?」


「いいよ、任せるよ」