ホリー・ゴライトリーのような女





一人で河原から見える「東京の怪物」を満喫していると、清原からLINEが来た。


『昨日はすみませんでした。今、授業終わって駅なんですけど、家にいますか?』


僕はその文面を読みながら、また長い夜が来るのだろうかと予感した。


『今、昨日の河原に来てるよ』


『一人ですか?』


『一人だよ。ビール飲んでる』


『行ってもいいですか?』


『いいよ。着いたら電話して』