目を覚まし、コンタクトを入れる。部屋を片付け、溜まっていた洗濯物を済ませると、時刻は16時になっていて、僕は学校へ行く準備を始めた。
16時半に玄関のドアを開け、あくびを一つしてから、咥えタバコで街を歩く。見るものすべてが、一昨日観た映画を彷彿とさせる。
僕の、いや、僕たちのこの行動は、実は「神様」という名の脚本家が描いた世界で操られていて、恋をして、結婚して、子供ができて、役目を終えて。そのすべてが、決められた脚本の中にいるのかと思うと、突拍子のないことをしてみたくなる。例えば、今すれ違ったおばあさんに向かって思い切りツバを吐きかけるのでもいい。でも結局、それもすらも脚本の中の世界だと思うと、なんだか空しくなり、だったらいっそのこと、脚本家の思うがまま、指示待ち人間のように暮らしてみようと何もしなければ、「何もしない」という脚本の行動の一つになってしまう。
実のところ、わからない。だから、人生って面白い。誰かの言葉



