もうすぐ正午、朝から降り続いた雪が止んだ。
雲の切れ目から少し青空が見えてきた頃、
僕のスマホに1件の着信が入った。
白夜
『…月永……?!!』
月永
「白夜!ごめんね、連絡が遅くなって。」
「手術、成功したよ!」
白夜
『~~!!』
僕は嬉しさのあまり言葉を失った。
月永は成功率30%の綱渡りを越え、
僕と同じ世界に踏みとどまってくれた。

月永
「麻酔が効いて…夢が始まって…。」
「苦しくて…もうダメって思ったの。」
「暗くて深い穴から悪魔が出てきて、私の手を掴んで…。」
白夜
『…命が危なかったの…?』
月永
「うん、お医者さんも諦めかけたって…。」
「そのまま暗い穴に引きずり込まれそうになったときにね…。」
「私、白夜の”大丈夫”って言葉を思い出したの。」
「そしたら力が湧いてきて、悪魔の手を振り払えたんだよ!」
あぁ…こんな月永だから、
僕は何度も救われてきたんだ。
自分の弱さや病弱さと向き合い、
懸命に生きようとする月永に。
月永
「それでも悪魔はしつこくて…。」
「今度は私の足を掴んできたの。」
「けど、私はもう大丈夫だったよ。」
「ゼッタイに生きて、白夜に返事を伝えたいから!」
白夜
『……よかった……(涙)』
月永
「あさっての午前中に退院するの。」
「よかったら迎えに来てくれないかな…?」
「誰よりも早く、白夜に逢いたいから。」
白夜
『もちろん行くよ!』
僕はすぐにカレンダーをめくり、
さっき書いたばかりの印を塗りつぶした。
雲の切れ目から少し青空が見えてきた頃、
僕のスマホに1件の着信が入った。
白夜
『…月永……?!!』
月永
「白夜!ごめんね、連絡が遅くなって。」
「手術、成功したよ!」
白夜
『~~!!』
僕は嬉しさのあまり言葉を失った。
月永は成功率30%の綱渡りを越え、
僕と同じ世界に踏みとどまってくれた。

月永
「麻酔が効いて…夢が始まって…。」
「苦しくて…もうダメって思ったの。」
「暗くて深い穴から悪魔が出てきて、私の手を掴んで…。」
白夜
『…命が危なかったの…?』
月永
「うん、お医者さんも諦めかけたって…。」
「そのまま暗い穴に引きずり込まれそうになったときにね…。」
「私、白夜の”大丈夫”って言葉を思い出したの。」
「そしたら力が湧いてきて、悪魔の手を振り払えたんだよ!」
あぁ…こんな月永だから、
僕は何度も救われてきたんだ。
自分の弱さや病弱さと向き合い、
懸命に生きようとする月永に。
月永
「それでも悪魔はしつこくて…。」
「今度は私の足を掴んできたの。」
「けど、私はもう大丈夫だったよ。」
「ゼッタイに生きて、白夜に返事を伝えたいから!」
白夜
『……よかった……(涙)』
月永
「あさっての午前中に退院するの。」
「よかったら迎えに来てくれないかな…?」
「誰よりも早く、白夜に逢いたいから。」
白夜
『もちろん行くよ!』
僕はすぐにカレンダーをめくり、
さっき書いたばかりの印を塗りつぶした。



