ハルマは部活のミーティングをしている。いつも1時間くらいで終わっているからそろそろなはずだ……
私は正門でハルマが来るのを待っていた。うじうじ悩んでたって仕方ないしとりあえず会ってから考えよう!



待ち始めてから少しするとハルマからメッセージが届いた。


『もう帰った?』
『話したいことある』


まさかあっちからメッセージがくるとは思っていなくてすこしビックリしながらも正門で待っていることを伝えた。


「話したいことってなんだろう……私と同じことかな…」





「……待たせた」

「あっ…ハルマ……」


何だか気まずくて、2人とも上手く目を合わせられない。