溺愛サバイバル!?



目が覚めると、既に時計の針は17時を回っていた。ナギくんはまだ眠っているようで、来た時より顔色が良くなっていて胸を撫で下ろす。


すこし緩んでいる手をそろりと抜いて、お粥を温めに台所を借りる。人の家のものを勝手に借りるのは気が引けるが、今回は有事なので後で一言いっておこう。


準備を終え部屋に戻ると、ナギくんが目を覚まして起き上がろうとしていた。


「ちょ、ちょっと!何してるの!?危ないよ。」
「あ、アサちゃん…ごめん、謝ろうと思って…」

「なんで?謝ること何もないよ。」

「いや、さっき、手勝手に触っちゃってたし……しかも変なことも言ってたよね?

ほんとにごめん、熱でおかしくなってて、あれは本心じゃない…っていうか、その、本心じゃないわけじゃないんだけどいつもあんな事考えてる訳じゃなくて……」