「助けてもらったのにお礼もしないなんて僕の流儀に反するから!今日は用事があるからまた今度!」 「あっ、ちょっと待っ……」 彼は言いたいことだけ言い終えると、風のように去っていってしまった。 「嵐みたいな人だったな……あっ!ハルマにまだ謝ってない!」 問題はまだ解決していない……