「こんにちは!今日からここで働かせていただく如月ナギです!よろしくおねがいしま……って、アレ?」

「ナ、ナギくん……?」


そこにいたのはナギくんだった。
2人とも驚いて立ち尽くしていると、店長が話し始めた。


「2人とも知り合いなの?ならちょうど良かった。今日からナギくんが研修にはいるから丁寧に教えてあげてね。」




一通り説明が終わると、ナギくんが口を開いた。


「アサちゃんここでバイトしてたんだ!知らなかったよ〜」

「2年くらいね。私もまさかナギくんだとは思わなかった。」

「お礼するって言ったのにまたお世話になっちゃったね。」

「気にしなくていいってば……」