「こんにちは!今日からここで働かせていただく如月ナギです!よろしくおねがいしま……って、アレ?」
「ナ、ナギくん……?」
そこにいたのはナギくんだった。
2人とも驚いて立ち尽くしていると、店長が話し始めた。
「2人とも知り合いなの?ならちょうど良かった。今日からナギくんが研修にはいるから丁寧に教えてあげてね。」
◆
一通り説明が終わると、ナギくんが口を開いた。
「アサちゃんここでバイトしてたんだ!知らなかったよ〜」
「2年くらいね。私もまさかナギくんだとは思わなかった。」
「お礼するって言ったのにまたお世話になっちゃったね。」
「気にしなくていいってば……」
