今日から私は上司の奴隷になりました

バーを出た私達は、その足でご主人様のマンションに直行した。家の母には、はっきりと『彼氏の家に泊まります』と連絡を入れておいた。母はびっくりしていたけども。

ご主人様のマンションで、私達は一緒にシャワーを浴び、その後私はご主人様に伸し掛かって行った。

「やりましょう?」
「あ、ああ。やけに積極的だな?」

私はご主人様の口を私の口で塞ぎ、手は忙しくご主人様のいたる所を愛撫した。

「ちょ、ちょっと待ってくれ。ゴムを持って来ないと……」

「要りません」
「はあ?」

「ご主人様の子種を頂きますので」

「妊娠してもいいのか?」
「妊娠したいんです。今月中に」

「なぜに今月中?」
「舞と約束したんです。お互いの子どもを、同学年にしようねって。そのために、私は今月中に妊娠しないといけないんです。ご主人様だって、社長と子どもと、同学年がいいでしょ?」

「いや、俺にはそんな拘りは……」

「却下します」

私はあの手この手でご主人様をその気にさせ、見事にご主人様の優秀な子種をゲットした。

「ふう、疲れた。寝かせてくれ。お休み」

ご主人様はそう言って私に背を向けようとしたけど、私はそれを許さず、ご主人様を強引にこっちに向けさせた。

「まだです。あと1回、いや2回。子種を頂きます」

「そんなの無理だって」
「ダメです。頑張ってもらいます。ご主人様は今日から一週間、私の性奴隷になって頂きます」

「もう勘弁してくれよー」

私の性奴隷と化した、ご主人様のもの悲しい叫び声と、私の野獣のような喘ぎ声は、深夜まで続くのだった。

(おしまい)