あんな状態でもしっかり準備していたことに若干呆れながらもカメラは雄一と祠を捉えた。
雄一がライターに火をともしそれを木製の祠へと近づけていく。
すぐには燃えないだろうと思っていたが、ささくれだって細くなった部分にすぐに火がついた。
それが燃え広がるのを少しだけ待ってから、ふたりは木々の間へと身を隠したのだった。
雄一がライターに火をともしそれを木製の祠へと近づけていく。
すぐには燃えないだろうと思っていたが、ささくれだって細くなった部分にすぐに火がついた。
それが燃え広がるのを少しだけ待ってから、ふたりは木々の間へと身を隠したのだった。



