理想の彼氏の作り方~イケメン王子と愛のクリスマス~

「……永遠に結ばれちゃうの?」

「何?
 その直人の顔~~☆
 ロマンチックでいいじゃない」

「……だって、苺は、オレ以外の男とラブラブになりたいんだろう?
 オレにとっては、どうでもいいし」

 直人のぶすっとした顔に、わたしは、笑って言った。

「え~~
 だって初めてのカ・レ・シ、でしょう?
 どうでもいいわけないわよねっ!
 せっかく初カレを作るなら、こだわりたいのよ!」

 

 わたしは、思わず。




 手を組んで空を見上げた。