理想の彼氏の作り方~イケメン王子と愛のクリスマス~

 派手な音に、竜樹先輩は、思わず。

 わたしのカラダを触っていた手を止めた。

「……なに?
 何の音?
 ……もしかして。
 ……姫野の腹の虫?」

「……そ、そうです!」

 わたしは、その。

 色気も雰囲気も何もかもを一撃でぶち壊す、その音に飛び乗った。

 エライ!

 わたしのお腹の虫!

 夕食の時間に、ただ鳴いただけだけど!

 これ、納得のシチュエーションじゃ、涙モノの恥ずかしさだけど!

 先輩のやる気を削いでくれれば、この際、もー何でもオッケーよっ!