理想の彼氏の作り方~イケメン王子と愛のクリスマス~

 


「なんだ。
 姫野って、意外に可愛いじゃないか?
 待ち合わせに、こんなに早く来てくれるなんて!
 僕は、少しぐらい期待していいのかな?」

 竜樹先輩は、悪びれもせずに、わたしに近づくと、言った。


「ん、で?
 何泣いてんの?
 僕に会えてそんなに、感動した?」



 な……!


 何言ってるのよ……!



「信じられない!
 今、知らない女の子とキ……キスをしてたくせに!」


 あ……ダメ……。

 思い出したら、また、涙が出ちゃう……!