今まで、キスをしていた女の子の方も。 あっさり竜樹先輩から離れると。 「じゃ、ね?」 と、竜樹先輩だけでなく、わたしの方まで手を振って、さっさと人ごみにまぎれて……行ってしまった。 ……えっ……と? わたしは、思わぬ展開に、思わず立ち尽くした。 怒りの矛先をどこに持って行っていいのかわからずに。