理想の彼氏の作り方~イケメン王子と愛のクリスマス~

「え?
 ええええええっ!
 俺が、苺に触っていいの!?
 ほ……本当に!?」

 うろたえて、叫ぶ直人に、わたしの顔が、いっぺんに熱くなる。

「ば……莫迦ねっ!
 直人ってば、声、大きすぎっ!
 まだ、直人にだって。
 わたしのカラダなんて触らせないもんねっ!
 キスだけよっ!
 キスだけっ……!!」

「い……苺だって、声、デカいじゃないか……!」

 ゆでダコみたいに、真っ赤な顔の直人が、わたしに怒鳴るみたいに、いいかえし……

 ……そして、おずおずと聞いた。

「……本当に、キスしていいの?」