理想の彼氏の作り方~イケメン王子と愛のクリスマス~

「バードの趣味なんて、理解出来ないし。
 竜樹兄とも、気が合わないけれど。
 ヤツら、二人してだいぶココロを傷つけあっていたのを知っているから。
 俺は。
 二人が納得いく形で、幸せに。
 ずっと続いてゆく事を、願うよ」

 そう、言葉を紡ぐ直人の顔は、とても。

 とても、やさしげで。

 わたしの胸が、きゅうん、と鳴った。

「ねぇ、直人……」

「……なんだい?」

 かすかにクビをかしげて聞いてくる直人に。

 わたしは、深呼吸を一つしてから言った。