理想の彼氏の作り方~イケメン王子と愛のクリスマス~

 そうかも、しれない。

 だけど!

 だけど……っ!

「やだよう!
 Zが解散するのは!
 レオンの……直人の歌が、これから聞けなくなるのは……!」

 思わず、涙が出てきたわたしをみて。

 直人は、困ったようにささやいた。

「……ごめんね」

「直人は!
 直人なんか、ちっとも悪くないじゃない!
 直人の、莫迦っ!」

 本格的に泣き出しかけた、わたしの背をとんとんと軽くたたきながら、直人は言った。