「木下次長、お持たせしました」
「いや、大丈夫だ。俺も着いたばかりだ」
そう言った木下次長はいつものスーツとは違い、カジュアルなジャケットにパンツスタイルといった服装だった。いつもとは違う木下次長の姿に胸が高鳴っていく。
「木下次長は今日もカッコイイですね」
「そ、そうか?皆川も可愛いぞ」
可愛い……?
今、可愛いって聞こえた。
じっと木下次長を見ると、目をそらされた。
この反応……空耳じゃない?
幻聴じゃないんだよね?
うそ……嬉しい!
私は頬を染めながらにっこりと笑った。
「今日はどこに行きましょうか?」
「ああ、皆川は行きたい所とかはあるか?」
「そうですね。実は行きたいところがあるんです」
そして着いたのは……。
「皆川、本当にここであっているのか?」
「はい!ここであっています」
「皆川がここで良いなら良いのだが……。行こうか」
「はい!」


