7Days~7日間であなたを落とす方法


 そう言えば、ぼんやりとだが悪態をつく自分の言葉が思い出される。

「私が木下次長に絡み酒をしたってことですよね?何となくは覚えているんですが、ハッキリとは思い出せなくて……。私はどんなことを言ったんですか?酷いことを言いましたか?」

「ああ……まあ、それは気にするな……」

「っ……」

 私が声にならない声で絶句した所で、ピチャリと鼻頭に冷たい雫が落ちてきた。

 ん?

 それを見上げながら手のひらを上に向けると、ポツポツと手のひらに落ちてくる雨粒。

「雨?」

 そう呟くと、少しずつ雨粒が大きくなっていった。

「雨か、まずいな……」

 そう言いながら木下次長が、私をおんぶしたまま走り出した。

 いったいどこに向かっているのだろう。

 そして連れられて来られたところは……。


 こ、こ、こ……ここって、いわゆる大人の休憩所なのでは……。


 思いっきりホテルって書いてあるし!

 ひぃーー。

 どういう、ラブハプニングよ!