7Days~7日間であなたを落とす方法


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 木下次長と美紀子さんの話を聞いた私は、自分よがりだった想いを反省した。相手の気持ちを考えずに、自分の想いだけを押しつけていた。木下次長にあんな過去があるとも知らず……。

 私はバカだ……。

 どうして私を拒むのか、その理由を考える事もしなかった。

 私が告白をするたびに、木下次長はどんな思いだったのだろう。どんな気持ちだったのだろう。

 美紀子さんの事を思い出していたのだろうか?

 もう愛を囁くことの出来ないその人に……その想いを馳せていたのだろうか?

 私が告白するたびに、困ったような悲しそうな顔をしていた木下次長。

 その意味は……。

 ああ……自分の心ない言動を恥じたい。

 もし自分が木下次長の立場なら立ち直れなかっただろう。

 自分の目の前で愛する人を亡くして、看取(みと)って……、どんなに泣いても戻ってこない愛する人。

 パソコンのキーボードを叩きながら、ジワリと瞳に涙が溜まっていく。

 パソコンの画面が滲み、ユラユラと揺れている。

 これでは仕事にならない。

 私は深呼吸を繰り返しては、回りに気づかれないように涙を拭いて仕事を続けた。