7Days~7日間であなたを落とす方法


 先ほどまで笑っていた。

 俺に手を振っていたじゃ無いか……。

 ほら……だからまだ温かい……美紀子の体はこんなにも温かいじゃないか……。

 震える体で美紀子を抱きしめる。

「美紀子!」

 回りにいた野次馬達が俺達を見て、何かを言っている。

「あの子はダメだな」

 そんな声が聞こえてくる。

 ダメ?

 ダメってなんだ?

 抱きしめていた美紀子に視線をやると、人の体とは思えないほど青白い色をしていた。それはまるで人形のようで、ゾクリと体が震えた。

 美紀子を失いたくない。

 俺の体はガタガタと震えていた。

 嫌だ……逝くな。

 俺を置いて逝かないでくれ!

「美紀子!」

 何度も美紀子の名を呼び、返ってこない返事に限界を超え、俺は叫んでいた。

「うぁ……うぁぁぁぁああああああっっっっ!!!!ダメだ!逝くな!美紀子ーーーーっっ!!」

 俺の悲痛な叫び声が響き渡り、暗くなり始めた夕闇の空に消えていった。