7Days~7日間であなたを落とす方法


 トラックの奥は地獄のような光景が広がっていた。信号待ちをしていた沢山の人達が歩道に倒れている。意識のある人や無い人もいるようで、俺はその中から美紀子を探す。

 美紀子は横断歩道の一番前にいた……。

 最悪の事態が脳裏に浮かぶ。

 心臓が痛いぐらいに大きく鼓動を打つのを感じながら、必死に美紀子を探した。

「美紀子!美紀子!美紀子!」

 俺は何度も何度も美紀子の名前を呼んだ。

 そして歩道に横たわる美紀子を見つけた。

 美紀子の名を呼びながら美紀子に駆け寄り、抱き寄せた。まるで寝ているだけのように見える美紀子だったが、その顔は血の気がなく、グッタリとしていた。

「美紀子!」

 俺は大きな声で美紀子に呼びかける。

 その時、ぬるりとした感触が……生温かい手の感触に、思わず息を呑む。

 何だこれは……。

 俺の手は血で真っ赤に染まっていた。

 何だ……何なんだこれは……。

「美紀子!美紀子!」

 ひたすら俺は美紀子の名を呼んだ。