7Days~7日間であなたを落とす方法


「イチャつくなら会社の外でしてくれる?」

「ごっ、ごめんなさい。そんなつもりはないです」

「大丈夫、琴葉さんには言っていないわ。颯斗、あんたに言ってんのよ。仲が良いのは良いことだけどね。ほら、早く帰ってお祝いでもしてあげなさいな」

「ああ、杏ありがとうな。そうさせてもらう」

 メイジアの会議室を後にする私たちを見て、杏さんが「ほんと、仲良しね。考えることも同じって……」と、そう呟いたことに私たちは気づかなかった。

 私たちはメイジアのオフィスを出ると外に出た。まだまだ寒い日が続いている。乾いた風が通り過ぎると、肌がひりつく様に痛い。しかし颯斗さんの車に乗り込めばそれもすぐになくなった。颯斗さんが暖房を入れてくれたため、車内はすぐに暖かくなった。会社の駐車場に着くと私はある箱を颯斗さんに手渡した。

「颯斗さん、これ……」

 私が手渡したのは先ほどメイジアで見た箱と同じものだ。

「これは?」

「開けてみて下さい」