実はこの最強男子、独占欲強めの狼でした(泣)。

『うわぁ~。』
そんな悲鳴とともに消え去った彼女は、あれから死ぬほど愛され、起きました。
はあ。疲れた~!やっと朝だあ!今日から学校、頑張るぞ!
……あっ。ゆうくん、起きてるかな。そう思って寝室のドアを開けると、スヤスヤと眠っている姿が見られた。
ふふっ。なんか、かわいいな。
って違う違う、こんなこと考えてる場合じゃないや!さてと、現在の時刻は6時13分ほど。まず自分のケアをして、朝ご飯を作ろう。そう思い、洗面所へ行き、顔を洗い、朝1番手の歯磨きをする。こうしたほうが、口の中の菌が少しなくなるんだって。それから、キッチンへ行き、今日の献立を考える。
……うーん。ゆうくんって、何が好きなんだろう。何にも聞いてなかったな。とりあえず、私の家の朝ご飯の定番料理、卵焼きとご飯、それから味噌汁でいいや。あと、サラダも作っておこう。私は小さい頃から料理が得意なんだから。
それから45分ほどで朝ご飯が出来上がった。もうすぐ7時だし、ゆうくんを起こしに行かなくちゃ。
意気込みと勇気で、とうとう寝室にたどり着いた。ドアを開けるとゆうくんがいる。スヤスヤと寝ている。
……よーし。せーの!
「ゆうくんー。おきてー」
完全に棒読みだったけど、大丈夫かな…
「詩…乃…。ごめ。起きるわ。」
「もう朝ご飯作りおえたよ!リビングで待ってるね。」
「ありがと…」
相変わらず、かわいいな。寝顔が一番。このまま寝かせてあげたかったァ…。
そう思い、寝室から出ようとすると、 ゆうくんが手をつかんできた。
「って、忘れてた。俺は詩乃を溺愛する任務があったなっ!ね。シノチャン?」
ごめんなさい。こんなの1ミリも考えてございませんでした(泣)。
「さあさあ、俺の懐に入ってもらおうかな。」
そのまま手がお布団の中へ…。
 また、罠にハメられました…。