私の青春日記

「電車代は任せなよー?清水に」





「俺かよ」






清水の言葉に、ニカッとまぶしい笑顔を見せる凛。






「おー凛と蓮じゃん」





どすどすと音を立てて、二階から伊織が降りてくるのはわかった。






「お前ら相変わらず双子みたいな名前だよあな」





それを言うと、二人の喧嘩が始まるんだよなあ。





それを知っていながらも、その喧嘩を勃発させようとするのが伊織。






「だまれよ誰がこいつと」





「はあ?こっちのセリフなんですけど?というか蓮、私と双子みたいなんて言われて光栄でしょ」





「お前光栄の意味知ってるかー?」







いつも通り、小学生の喧嘩を見ているみたいだ。







「なずな、海行く用意」





伊織が小さく言う。





「はあい」






返事をしながらも、会話聞こえてたんだ、と思う。