ずっと好きだった





「陽奈!バイバイ、また明日ねぇ」





あっと言う間に放課後になり桜は部活に行ってしまった。





「おい、帰るぞ」





山本くんに声を掛けてもらって今日一緒に帰るんだった事を思い出した。






写真を見てから写真の事で頭がいっぱいだったから。






「おい?陽奈??大丈夫かぁ?」





再び声を掛けて来た山本くん。






「ごめん。ちょっとボッーとしてて。大丈夫。」