家出少女、拾われる


 そして早速山登りが開始された。


 「作太さん行ったことあるんですか?」

 「いや、あまりないな。中学生の時が最後だ」

 「ならちょうどいいですね」

 作太さんにとっても、私にとっても。
 そしてその頂上で、私は絶対――