「絶交て……。小学生かよ」
どこの誰にも繋がっていないスマホに、とりあえずのツッコミを入れ、
「……美知さんからの預かりものを持って来てくれたんだよね。ありがとう」
渋々嫌々仕方なくインターホンに出る。
「あ、良かった‼ なかなか出ないから部屋で倒れてるのかと思って、今アパートの管理会社に電話しなきゃって番号調べてた」
インターホンに映る、スマホを握りしめた隼人の姿に、『危なっ‼ 居留守を貫いてたら大事になるところだった‼』と顔の全筋肉がヒクヒクと引き攣った。どのみち私は、逃げ切ることなど出来なかったらしい。
「美知さんから預かった手紙、郵便受けに入れといてもらえるかな?」
往生際の悪い私は、どうしても玄関のドアを開けたくない。
「美知から、奈々未の具合が良くないって聞いて、フルーツとかお茶とかアイスとかプリンとか、めっちゃ買って来たんだ。玄関開けて」
隼人がインターホンのカメラに向けて『ホラ‼』と両手に持っているパンパンの買い物袋を見せた。
「私、胃腸炎なんだよ。私は食べられないから、ごめんだけど持ち帰って隼人が食べな」
「今すぐ食べなくてもいいじゃん。すぐに腐るわけじゃないんだから、冷蔵庫に入れておいて具合が良くなった時に食べなよ。てか、玄関開けてって。アイス、冷凍庫に入れてあげないとヤバイ」
隼人が袋の中を覗き込み、アイスを気に掛けながら「早く開けてよー」と私を急かした。
どこの誰にも繋がっていないスマホに、とりあえずのツッコミを入れ、
「……美知さんからの預かりものを持って来てくれたんだよね。ありがとう」
渋々嫌々仕方なくインターホンに出る。
「あ、良かった‼ なかなか出ないから部屋で倒れてるのかと思って、今アパートの管理会社に電話しなきゃって番号調べてた」
インターホンに映る、スマホを握りしめた隼人の姿に、『危なっ‼ 居留守を貫いてたら大事になるところだった‼』と顔の全筋肉がヒクヒクと引き攣った。どのみち私は、逃げ切ることなど出来なかったらしい。
「美知さんから預かった手紙、郵便受けに入れといてもらえるかな?」
往生際の悪い私は、どうしても玄関のドアを開けたくない。
「美知から、奈々未の具合が良くないって聞いて、フルーツとかお茶とかアイスとかプリンとか、めっちゃ買って来たんだ。玄関開けて」
隼人がインターホンのカメラに向けて『ホラ‼』と両手に持っているパンパンの買い物袋を見せた。
「私、胃腸炎なんだよ。私は食べられないから、ごめんだけど持ち帰って隼人が食べな」
「今すぐ食べなくてもいいじゃん。すぐに腐るわけじゃないんだから、冷蔵庫に入れておいて具合が良くなった時に食べなよ。てか、玄関開けてって。アイス、冷凍庫に入れてあげないとヤバイ」
隼人が袋の中を覗き込み、アイスを気に掛けながら「早く開けてよー」と私を急かした。



