「本当はもっと早く助け出してやりたかったけど、リリスまであの組織に引き込みたくなかった。だからこんなに遅くなってごめん」
「いいの。ユアン兄様が無事でいてくれたら、それでよかったの……!」
「うん、ちゃんと無事だったよ。それになかなかいい女だったろ?」
アマリリスはユアンの言葉にぷっと吹き出した。
それがきっかけとなって、ボロボロと涙がこぼれ落ちる。
「あーあ。リリスを泣かせたくなかったのになあ」
「だって……うっ。ちゃんとユアン、兄様に……会えだがら……うう。ふっ、ゔゔ。ずっと会いだがっだ……! ユアン兄様にも、ずっと……!!」
ついにアマリリスの涙腺が崩壊して、ユアンの腕の中で滂沱の涙を流した。
都市グラティムでルシアンとテオドールが隠したかったことはこのことだったのかと、アマリリスはようやく理解する。
きっとユアンが組織から完全に抜けて、アマリリスと接触しても安全だとわかるまで秘密にしていたのだ。
やっと生き別れたふたりの兄に会うことができたアマリリスは、今までの苦労がすべて報われたような幸せに包まれる。
アマリリスのブレスレットは、見たことがないほど深いショッキングピンクの光を煌々と放っていた。
「いいの。ユアン兄様が無事でいてくれたら、それでよかったの……!」
「うん、ちゃんと無事だったよ。それになかなかいい女だったろ?」
アマリリスはユアンの言葉にぷっと吹き出した。
それがきっかけとなって、ボロボロと涙がこぼれ落ちる。
「あーあ。リリスを泣かせたくなかったのになあ」
「だって……うっ。ちゃんとユアン、兄様に……会えだがら……うう。ふっ、ゔゔ。ずっと会いだがっだ……! ユアン兄様にも、ずっと……!!」
ついにアマリリスの涙腺が崩壊して、ユアンの腕の中で滂沱の涙を流した。
都市グラティムでルシアンとテオドールが隠したかったことはこのことだったのかと、アマリリスはようやく理解する。
きっとユアンが組織から完全に抜けて、アマリリスと接触しても安全だとわかるまで秘密にしていたのだ。
やっと生き別れたふたりの兄に会うことができたアマリリスは、今までの苦労がすべて報われたような幸せに包まれる。
アマリリスのブレスレットは、見たことがないほど深いショッキングピンクの光を煌々と放っていた。



