テオドールの一瞬の隙をついてカーヴェル公爵はその中に逃げ込み姿を消し、入れ替わりで私兵の騎士たちがルシアンとテオドールの背後に迫る。第五騎士団の騎士たちの手をすり抜けてきた猛者のようだ。
「まったく小賢しいな。テオドール、全力で叩き潰そう」
そう言って、ルシアンは背後の私兵たちへ振り向き剣を構える。
主人を逃すため構える騎士たちに向かい、ルシアンは一歩踏み出した。
「ええ、俺も同感です。もう遠慮はしません」
その言葉を皮切りに、テオドールの全身に青い雷がバチバチと音を立てて走った。
その異様な空気に、私兵の騎士たちもルシアンでさえも動きを止める。
触れるだけで、全てを吹き飛ばすような衝撃を与える青雷の剣。それこそがテオドールの最大の武器だ。
剣を構えたテオドールが神経を集中させると、一段と青く輝く雷が剣身に巻きついた。
その光景は誰も寄せつけないほど孤高で、一瞬で心を掴むほど美しい。
アマリリスは青い雷から、テオドールから目が離せなかった。
「青き竜よ、逃亡者を喰らい尽くせ!」
テオドールが剣をひと振りすると、竜に姿を変えた青い雷がカーヴェル公爵の後をうように隠し通路へ消える。
「ぎゅええええええええっ!!」
それからほんの数秒後、どこからともなくカエルが潰されたような叫び声が聞こえてきた。
「まったく小賢しいな。テオドール、全力で叩き潰そう」
そう言って、ルシアンは背後の私兵たちへ振り向き剣を構える。
主人を逃すため構える騎士たちに向かい、ルシアンは一歩踏み出した。
「ええ、俺も同感です。もう遠慮はしません」
その言葉を皮切りに、テオドールの全身に青い雷がバチバチと音を立てて走った。
その異様な空気に、私兵の騎士たちもルシアンでさえも動きを止める。
触れるだけで、全てを吹き飛ばすような衝撃を与える青雷の剣。それこそがテオドールの最大の武器だ。
剣を構えたテオドールが神経を集中させると、一段と青く輝く雷が剣身に巻きついた。
その光景は誰も寄せつけないほど孤高で、一瞬で心を掴むほど美しい。
アマリリスは青い雷から、テオドールから目が離せなかった。
「青き竜よ、逃亡者を喰らい尽くせ!」
テオドールが剣をひと振りすると、竜に姿を変えた青い雷がカーヴェル公爵の後をうように隠し通路へ消える。
「ぎゅええええええええっ!!」
それからほんの数秒後、どこからともなくカエルが潰されたような叫び声が聞こえてきた。



