* * *
「なっ、どうしてルシアン殿下が……? まさか、私を騙したのか!?」
「なんのことだ? それよりも全員動くな。確かめたいことがある」
テオドールがすぐさまカーヴェル公爵の言葉を否定する。
これもアマリリスたちの計画だ。
カーヴェル公爵の逮捕の混乱に乗じて、潜入捜査に身を投じたアマリリスとアンネを安全に確保する目的もある。
「君の持っている包み紙を見せてくれる?」
ルシアンがアマーリエ王女に扮するアマリリスに近づき、優しく声をかけた。
アマリリスは観念したふりでカーヴェル公爵から受け取った物証を手渡す。
(これでルシアン様がカーヴェル公爵を追い詰めることができる……)
この後はアマリリスとアンネは騎士たちに捕まり、この屋敷から逃がしてもらう算段になっていた。
だが、カーヴェル公爵はあきらめが悪かった。
逃げられないと察したカーヴェル公爵は、執務机の背後にある絵画の後ろに手を差し入れ隠し扉を開く。
「っ! カーヴェル公爵っ!!」
「なっ、どうしてルシアン殿下が……? まさか、私を騙したのか!?」
「なんのことだ? それよりも全員動くな。確かめたいことがある」
テオドールがすぐさまカーヴェル公爵の言葉を否定する。
これもアマリリスたちの計画だ。
カーヴェル公爵の逮捕の混乱に乗じて、潜入捜査に身を投じたアマリリスとアンネを安全に確保する目的もある。
「君の持っている包み紙を見せてくれる?」
ルシアンがアマーリエ王女に扮するアマリリスに近づき、優しく声をかけた。
アマリリスは観念したふりでカーヴェル公爵から受け取った物証を手渡す。
(これでルシアン様がカーヴェル公爵を追い詰めることができる……)
この後はアマリリスとアンネは騎士たちに捕まり、この屋敷から逃がしてもらう算段になっていた。
だが、カーヴェル公爵はあきらめが悪かった。
逃げられないと察したカーヴェル公爵は、執務机の背後にある絵画の後ろに手を差し入れ隠し扉を開く。
「っ! カーヴェル公爵っ!!」



