天才悪女は嘘を見破る2〜王太子の教育係になったはずが溺愛されてます。すべてを奪った義妹一家は自滅しました〜ユアン再会編

 アマリリスの暗殺の準備としては計画的に、なおかつ手の込んだことをしていた印象があり、そこだけがわずかに引っかかった。

 だが、カーヴェル公爵との面会は目前に迫り、悠長に考える時間はもうない。

「アンネさん、提案が――」

 アマリリスがアンネに相談しようとしたところで、応接室の扉が開かれる。

「待たせたな。それで、今日はどのような話だ?」

 この屋敷の主人、カーヴェル公爵が姿を見せた。