最強総長&最強天使

「早乙女さん大丈夫?!」

早乙女さんは泣きながら、

「ありがとう!」

「良かったぁ!」

「…可愛いのデメリットですね…」

「え?」

私が言ったのが聞こえなかったのか早乙女さんは聞き返した。


「それであの男は誰ですか?」

「…私、そこのコンビニでバイトをしていたの、それでさっきの男がコンビニに来て、私が接客したら、しだいに男が好意を抱いて、それでそのうち家まで特定されて…そしてさっき男に会って、もう付きまとうのは辞めてって言ったの。そしたら、男は急になんで、なんでって言い出してどこから出したのか分からないけど、ナイフを出して…!」


「そうだったんだ…私が離れたから!」

「瀬那さんのせいじゃないよ!」

「ありがとう…でも、もう私がいるから大丈夫だよ」

「っ!本当に本当にありがとう!瀬那さん!」

「…大好き…」

早乙女さんなにか言った?

言って無いよね。まぁいっか!

早乙女さんが無事で良かった!