side 律
あれは、10年程、前。
俺は女みたいな顔をしていた。
今は違うけど。そのせいでバカにされることが多かった。
それで俺が公園で遊んでいると、ボス的なやつが俺に絡んできた。当時の俺はそんなに強くなかった。
俺が弱いことを知っていて殴りかかってきた。何が気に食わなかったのか知らないが。
そこに神楽がやってきたそしてそいつに華麗な蹴りを一発入れた。
そして神楽はこっちに来て、
「大丈夫?!怪我は無い?!」
助けてくれた上に心配までしてくれてなんて優しい人なんだと思った。
そして俺と神楽は仲良くなった。
「私は瀬那 神楽!あなたの名前は?」
「俺は灰掛 律」
「りっちゃんね!よろしくね!」
無邪気に笑う神楽が可愛くて大好きだった。これが俺の初恋。今も変わらない。
神楽は会って3日もしないうちに帰らなきゃいけないと言った。俺は泣くのを我慢した。
神楽に弱いところを見せたくなかったんだ。
そして神楽がまた帰ってきた時には夢かと思った。
あれは、10年程、前。
俺は女みたいな顔をしていた。
今は違うけど。そのせいでバカにされることが多かった。
それで俺が公園で遊んでいると、ボス的なやつが俺に絡んできた。当時の俺はそんなに強くなかった。
俺が弱いことを知っていて殴りかかってきた。何が気に食わなかったのか知らないが。
そこに神楽がやってきたそしてそいつに華麗な蹴りを一発入れた。
そして神楽はこっちに来て、
「大丈夫?!怪我は無い?!」
助けてくれた上に心配までしてくれてなんて優しい人なんだと思った。
そして俺と神楽は仲良くなった。
「私は瀬那 神楽!あなたの名前は?」
「俺は灰掛 律」
「りっちゃんね!よろしくね!」
無邪気に笑う神楽が可愛くて大好きだった。これが俺の初恋。今も変わらない。
神楽は会って3日もしないうちに帰らなきゃいけないと言った。俺は泣くのを我慢した。
神楽に弱いところを見せたくなかったんだ。
そして神楽がまた帰ってきた時には夢かと思った。
