キーンコーンカーンコーン
学校のチャイムが鳴り私は先生の合図で入れと言われた。女の先生だ!綺麗な先生~
「転校生を紹介します。じゃあ瀬那さん、入ってください。」
緊張する~!でも頑張るぞ!
「初めまして!瀬那 神楽です。よろしくお願いします!」
教室が一気にざわめいた。
えっ!私が可愛くないからそんなザワつくの?!
そんなことを考えているうちに席を指定された。
「じゃあ瀬那さんは、灰掛くんの隣の席ね」
私が緊張してこくりと頷いた。やった窓側の席だ!
灰掛くん?の隣に座ると私は心の中でこんな人が隣でごめんなさい。と謝った。
そして少しの休み時間の間で私は質問攻めにあった。
転校生だから珍しいのかな?
「好きな食べ物は?」「彼氏はいるの?」「放課後空いてる?」
などの質問を聞かれた。そうしたらとっても可愛い女の子が、
「私が学校案内してあげる!」
