それから私たちはいつも3人で居た。


中学生活にも慣れてきた5月。
いつもの様に杏ちゃんと学校に向かった。


学校に着くと、千尋が笑顔で
「私恋したかも」って言ったの。
「どんな人?ってか何組?」
「そうだよ~気になるよ~」
「え>>そんなの秘密だよ」
「「私も恋した~い」」


その日から、私たちの会話は恋バナばかりになった。