「ねえ先生、今日の夕日もすごく綺麗。」


「本当ですね。茜色のようです。」


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このまま時が止まればいいのにって、何度思っただろう。


最初はあんなに苦手で、キライだったのに。


先生に対して、こんな感情を抱くなんて思ってもみなかった。


二人だけの時間が続けばいいのに。


ずっと、この茜色のままで____



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これは私の、甘くて切ない3年間の青春記録。