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気温39℃、エアコンの世界から外へ出ると
一瞬で身体の水分が抜けて
干からびてしまう危険な猛暑日。

かつては死を覚悟したアラサー家政婦は、
50℃近くまで熱されたアスファルトの上を
跳びはねながら前進していた。


「あっつ!あっつ!
あっつ!死ぬーっ!」

裸になりたい!
なったとしても十分じゃない!
肌が焼けるだけだー!!

しかし、急がねば!
早く戻らねば!

30分前の私…
アホ過ぎて呆れる。
なんで私はいっつもこうなの。