ご主人様は糖度高めの三つ子様


「仕事で何かあったの?」
「………」


そういえば……
太陽って、一体何の仕事してるんだろう?

雷は弁護士、朔さんは医者…
きっとすごい職業に違いないけど。

「太陽?」


後ろにいるから顔が見えない。
答えないってことは話したくないのかも。
無理に聞き出さない方がいいよね。


「はぁ…木葉ちゃんいい匂い…」

太陽が私のうなじに顔を埋めてゆっくり息を吐いた。

「なっ…」

顔がぶわっと熱くなる。

「抱きたい…」

$♪¥●&%!#?!

んなっ…今何と?!!


「いい?」

太陽が私の髪をかき分けて、うなぎにキスをし始めた。

「っあ…えっと…っ?!」

待って!どうしたらいいの?!
私本当にこういう雰囲気に
免疫がないんだ!