ものすごく不機嫌な顔で私を見上げている。 「……すみません…… なにがでしょう?」 彼はベッドの横にあったボタンを押して、 部屋中のカーテンを開けた。 「………っ!」 なんとまぁ…! カーテンが自動で開く部屋だと! って感心してる場合じゃない。 光が差し込み、部屋の様子を全部把握した。 「こ、これは……」 すーっと血の気が引いていく… 思いだせ…思いだせ…昨日のこと!!! 24時間くらい前は……