イケメン警察官、感情ゼロかと思ったら甘々でした

翌朝、目覚めると、携帯に未読のメッセージが届いていた。

『本日、別件対応のため、巡回は他の者が担当します。何かあれば、すぐに連絡を。』

差出人は、神谷だった。

(……今日、来られないんだ)

胸の奥に、ぽっかりと穴が開いたような感覚が広がる。

(仕方ないよね。お仕事だもん)

自分に言い聞かせるように、そう呟いた。

その日一日、何事もなく過ぎていった。

けれど、夜が更けるにつれて、どこか落ち着かない気持ちが募っていく。

(こんな日に限って、何か起きたりしないよね……)

不安を打ち消すように、深呼吸をした。

けれど、その予感は、静かに現実となっていく――。