ひとつ、ふたつ、ひみつ。

きっと、もう会えない。
でも、もしまた奇跡が起こって、真尋くんに会えるのなら……。伝えたかったこと、話したかったことが、たくさんある。

なのに、いざ顔を見てしまうと、何も言葉にできなくなってしまって、もどかしい。

だけど、一番に伝えたかったことは、ずっと変わらない。

「おかえりなさい、真尋くん」

「ただいま、こまり」