高一であっくんに告白されて、お互いに気まずくなってしまって。
しばらくはあまり口を聞かない時期が続いてから、私たちはまた以前のように軽口を叩きあえる関係へと戻っていた。
ただ、私はあまり、きっかけになったその時のことを覚えていない。
「こまり、まだ真尋くんのこと、待ってるの?」
「……」
真尋くんがこの世界から消えてしまって、ただただ悲しくて。
たくさん泣いて、周りが何も見えなくなって。
気づいたら、以前と同じようにあっくんが隣にいた。
なんでもないように、「早く学校に行くぞ」って、手を引いてくれていた。
覚えていることは、それだけ。
自分から離れたくせに、私はまた、優しい幼なじみに甘えてしまっていた。
あの頃の私は、花恋に言わせると“抜け殻みたいだった”……らしい。
しばらくはあまり口を聞かない時期が続いてから、私たちはまた以前のように軽口を叩きあえる関係へと戻っていた。
ただ、私はあまり、きっかけになったその時のことを覚えていない。
「こまり、まだ真尋くんのこと、待ってるの?」
「……」
真尋くんがこの世界から消えてしまって、ただただ悲しくて。
たくさん泣いて、周りが何も見えなくなって。
気づいたら、以前と同じようにあっくんが隣にいた。
なんでもないように、「早く学校に行くぞ」って、手を引いてくれていた。
覚えていることは、それだけ。
自分から離れたくせに、私はまた、優しい幼なじみに甘えてしまっていた。
あの頃の私は、花恋に言わせると“抜け殻みたいだった”……らしい。



