「おい。朝帰りの不良娘」
「!!」
エレベーターの前でスマホ画面を見るためにうつむいていると、前方から鋭く刺すような声を当てられて、私はその場で小さく飛び上がった。
驚いて顔を上げると、少し離れたところにあっくんがいた。
「わ、あ、あっくん……!? び、びっくりした。いつからいたの?」
たった今エレベーターを降りた時には、姿は見えなかったのに。
「今」
簡潔に問いに答えたあっくんは、もっと距離を詰めてくる。
私がエレベーターを降りて、ちょうどスマホを出したあたりに504号室から出てきたのかな。
「お前、昨日の夜、急に消えただろ」
「!」
しまった。そうだった。
真尋くんと自室にいる時に、ドアの向こう側から声をかけられて、あっくんが部屋に入ってくる気配を感じたから、文字通り急に消えたんだった。
「!!」
エレベーターの前でスマホ画面を見るためにうつむいていると、前方から鋭く刺すような声を当てられて、私はその場で小さく飛び上がった。
驚いて顔を上げると、少し離れたところにあっくんがいた。
「わ、あ、あっくん……!? び、びっくりした。いつからいたの?」
たった今エレベーターを降りた時には、姿は見えなかったのに。
「今」
簡潔に問いに答えたあっくんは、もっと距離を詰めてくる。
私がエレベーターを降りて、ちょうどスマホを出したあたりに504号室から出てきたのかな。
「お前、昨日の夜、急に消えただろ」
「!」
しまった。そうだった。
真尋くんと自室にいる時に、ドアの向こう側から声をかけられて、あっくんが部屋に入ってくる気配を感じたから、文字通り急に消えたんだった。



