「ごめん、まだ朝ごはん作ってない……」
半分くらいは寝ぼけているのか、声色がまだ、まどろみの中にいるみたい。
ほわほわしてる喋り方が、可愛い。
「じゃあ、たまには私が作ってもいい?」
「えー、だめ。そしたらこまり、ここからいなくなっちゃうじゃん。もっと、ぎゅーってされてなさい」
されてなさい、だって。こんな口調の真尋くん、初めてかも。
ひとつひとつの仕草に、未だに私ばかりがドキドキさせられている気がする。
それだけを言ったら満足してしまったのか、すうすうと静かな寝息に変わった。
お互いに話すことをやめた小さな部屋に、窓の外の音が漏れてくる。
早起きな子供たちの、笑い声。
冬の冷たさを知らせる、風の音。
道路を走る、車のエンジン音。
私の部屋とは違う、朝の音。
半分くらいは寝ぼけているのか、声色がまだ、まどろみの中にいるみたい。
ほわほわしてる喋り方が、可愛い。
「じゃあ、たまには私が作ってもいい?」
「えー、だめ。そしたらこまり、ここからいなくなっちゃうじゃん。もっと、ぎゅーってされてなさい」
されてなさい、だって。こんな口調の真尋くん、初めてかも。
ひとつひとつの仕草に、未だに私ばかりがドキドキさせられている気がする。
それだけを言ったら満足してしまったのか、すうすうと静かな寝息に変わった。
お互いに話すことをやめた小さな部屋に、窓の外の音が漏れてくる。
早起きな子供たちの、笑い声。
冬の冷たさを知らせる、風の音。
道路を走る、車のエンジン音。
私の部屋とは違う、朝の音。



