ひとつ、ふたつ、ひみつ。

この流れは、私もあっくんちに行かなきゃいけない……よね。
ママは何も知らないから、嫌とは言えない。

でもまあ、おみやげを渡すだけだし。
出迎えてくれるのは、多分あっくんのママだし。

それなら、大丈夫……。

「あ、それでね、今日の夜は長岡さんたちをうちに招くことになってるから」

「……はい?」

今、なんて?
そんな意味を込めて、私は口角をひくつかせてママを見る。

「こまりが帰ってくる前にね、長岡さんに連絡しておいたの。賑やかになりそうで、楽しみね」

「……長岡さん“たち”って、いうのは?」

「え? 長岡さんの奥さんと、長岡さんの旦那さんと、あっくん」

……ですよね。