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そして、あっという間に時は過ぎて、今日は12月24日。
真尋くんが家を出て行って、すでに一週間になる。
私が学校で勉強をしている間、真尋くんは飲食店でバイトを始めた。
夜は年齢を少し誤魔化して、工場で働いている。
それでも変わらず、朝もお昼も、夜だって一緒にご飯を食べるようにしてくれるけど、やっぱり今までとはどこか違っていて。
「はぁ……」
学校に着いて、朝から自分の席でため息をついていると、登校してきたばかり花恋が、私の前の席に座った。
「えー、なに、こまり。つまんなそう。明日から、やっと休みなのに。あー、早く帰りたい」
「ふふ、うん」
「どうしたの。真尋くんにフラれちゃった?」
「フラれてないよ。今日も、真尋くんは私を好きだもん。……多分」
「多分て」
花恋だけは、おおよその事情を知っている。
真尋くんと両想いになったこと。
もう、同居はしていないこと。
まだ、いとこってことにはしているけど。
そして、あっくんとの関係にも変化があったことを。
そして、あっという間に時は過ぎて、今日は12月24日。
真尋くんが家を出て行って、すでに一週間になる。
私が学校で勉強をしている間、真尋くんは飲食店でバイトを始めた。
夜は年齢を少し誤魔化して、工場で働いている。
それでも変わらず、朝もお昼も、夜だって一緒にご飯を食べるようにしてくれるけど、やっぱり今までとはどこか違っていて。
「はぁ……」
学校に着いて、朝から自分の席でため息をついていると、登校してきたばかり花恋が、私の前の席に座った。
「えー、なに、こまり。つまんなそう。明日から、やっと休みなのに。あー、早く帰りたい」
「ふふ、うん」
「どうしたの。真尋くんにフラれちゃった?」
「フラれてないよ。今日も、真尋くんは私を好きだもん。……多分」
「多分て」
花恋だけは、おおよその事情を知っている。
真尋くんと両想いになったこと。
もう、同居はしていないこと。
まだ、いとこってことにはしているけど。
そして、あっくんとの関係にも変化があったことを。



